日本ハム・近藤 プロ野球タイ1試合4二塁打!自身初5安打で打率トップのオリ吉田正に4厘差

[ 2020年10月16日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム8―3西武 ( 2020年10月15日    札幌D )

<日・西>4回、二塁打を放つ近藤(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハム・近藤がプロ野球タイ記録となる1試合4二塁打をマークした。初回に右中間を破る先制の2点二塁打。2回の中前2点打を挟み、4、6、8回はリプレーを見るかのような左中間を破る二塁打3本で記録を達成した。「最後は“怖いな”という思いで走っていました」。ヒーローインタビューではファンを笑わせた。

 「貪欲にヒットを狙いにいった結果」という、自身初の1試合5安打。初の首位打者への挑戦でもオリックス・吉田正に肉薄した。試合前まで・335でトップの吉田正に1分1厘差をつけられていたが、・346まで急上昇し、4厘差に接近。「2本あったら“四球でいいや”という考えがあったけど、吉田が落ちるのを待つのは期待できない。どんどん安打を打って追いつかないといけない」と口にした。

 吉田正とは93年生まれの同学年。「あれだけ振ってコンタクトできる。ファウルが少ない。三振もしない…。毎回オリックス戦で凄さを見せつけられて気持ちが折れる」と苦笑いした。最強のライバルの上に立つために大切なのは「自分の形を崩さないこと」だという。「ボールに合わせず、寄っていかず…。自分のスイングをすれば当たってくれる。今の調子を保ちながら、最後に笑いたい」。タイトルを強く意識して、打席に立ち続ける。

 ▼日本ハム・中田(3打点でリーグトップで並んでいた楽天・浅村に3打点差をつける99打点)近ちゃん(近藤)がチャンスをつくってくれて、しっかり還すことができて良かった。

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2020年10月16日のニュース