DeNA井納7回無失点力投も援護なし 約1カ月ぶりの白星はお預け

[ 2020年10月16日 20:35 ]

セ・リーグ   DeNA―巨人 ( 2020年10月16日    横浜 )

<D・巨>5回2死一塁、吉川尚を打ち取りグラブを叩くDeNA・井納 (撮影・白鳥 佳樹)
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 DeNA先発の井納翔一投手は7回4安打無失点で降板した。

 初回、三者凡退と最高のスタートを切ると、2回1死からは丸の内角に147キロ直球を決めて見逃し三振を奪う。3回には先頭の大城に右翼線二塁打されたが、きっちりと後続を断った。7回2死から味方のエラーで走者を背負っても、最後は代打香月を投ゴロに仕留めた。7回まで散発4安打で、最後まで本塁を踏ませなかった。

 「ここ3試合チームに迷惑をかけていたので、自分が良かった時を思い出し、低めにボールを集めることを意識しました。カウントを悪くして打者有利になっても、一球一球辛抱強く投げることができました。戸柱ともしっかりコミュニケーションを取り、リードにも応えられたと思います」と振り返った井納。前回登板は同じ巨人を相手に2回4失点KO。雪辱の思い込めて腕を振り、ベテランの意地を示した。

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2020年10月16日のニュース