ヤンキース 主砲テシェイラ通算400号 両打ち打者ではMLB史上5人目

[ 2016年7月4日 10:17 ]

両打ち打者ではMLB史上5人目となる通算400号本塁打を放ったヤンキース・テシェイラ(AP)

インターリーグ ヤンキース6―3パドレス

(7月3日 サンディエゴ)
 ヤンキースは主砲テシェイラが奮起し、同一カード3連敗を免れた。2―1で迎えた8回、貴重な追加点となる右越えの6号ソロ。さらに9回、同じく右越えに7号2ランを放ち、2発3打点で6―3の勝利の立役者となった。

 1本目のアーチは、両打ち打者としてはミッキー・マントル(536)、エディ・マレー(504)、チッパー・ジョーンズ(468)、同僚のカルロス・ベルトラン(411)に続き、大リーグ史上5人目の通算400号本塁打。「本当に光栄。マントルはヤ軍の偉大な選手だし、僕は(オリオールズで活躍した)マレーをボルティモアで見て育ち、スイッチヒッターを始めた。(07、08年に所属した)ブレーブスでチッパーと一緒にプレーしたのは貴重な経験だったし、カルロスと同じ年に達成できたのもうれしい」と感慨に浸った。

 打率1割台の不振と右膝の故障に苦しむ36歳のベテランが、メジャー2試合目の先発となった右腕グリーンの初勝利もアシスト。今季の7本塁打は全て左打席で放っており「左ではずっと感じがいい。これを続けていきたいし、右はもっと良くしていきたい」と巻き返しを誓った。

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2016年7月4日のニュース