大谷父 持論は「1番&3番最強説」 リトルやシニアで経験済みだった

[ 2016年7月4日 05:30 ]

<ソ・日>初回、1番投手・大谷が初球を捉え、先頭打者本塁打を放つ

パ・リーグ 日本ハム2―0ソフトバンク

(7月3日 ヤフオクD)
 日本ハム・大谷がリトルの時に監督、シニアの時にコーチとして指導した父・徹さん(54)は「1番&3番最強説」を唱える。

 「1番は(打順が)早く回ってくるし、3番はチームの柱という考えが自分の中にある」。リトルとシニアで下級生の時、大谷を遊撃や中堅も守らせ、1番で起用。最上級生になると3番に置いた。「1番・投手は多分ない」と振り返るが「1番」は決して不慣れな打順ではなかった。

 現在、中学硬式野球チーム「金ケ崎リトルシニア」で監督を務める徹さんは、ライブ中継で大谷の勇姿を見ることはかなわなかったが「まさか4年目でここまで(の活躍)は想像がつかない。このままケガせず、シーズンを送ってほしい」。大谷の根底にあるのは父から得た「野球観」。大舞台で動じなかったのもうなずける。(日本ハム担当・柳原 直之)

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2016年7月4日のニュース