立大 陸前高田市で野球教室 今年で5年目

[ 2016年7月4日 05:30 ]

地元の中学生に指導する立大の野球部員たち

 東京六大学野球リーグの立大が3日、岩手県陸前高田市内で野球教室を行った。立大は同市を重点支援地域に指定し、東日本大震災翌年の12年には連携・交流協定を締結。野球部員による野球指導は今年で5年目になった。

 侍ジャパン大学日本代表として12日開幕の日米大学野球に出場する田村は「真剣に質問してくれる被災地の中学生に触れ、野球の持つ力の大きさや素晴らしさを実感した」。自らマウンドから投球を披露する場面もあった。

 仙台育英(宮城)出身の熊谷も参加して「普通に生活、野球ができていることを当たり前とは思わず常に感謝の気持ちを忘れずにしたい」と刺激を受けた様子。湊谷智将マネジャーは「立大野球部員が子供たちの憧れとなり、野球を通して夢や希望を与えられれば」と話した。

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2016年7月4日のニュース