松坂 2回9失点「指の抑えがきかない」次回以降の登板予定白紙に

[ 2016年5月14日 17:44 ]

2回途中9失点で降板するソフトバンク・松坂

ウエスタンリーグ ソフトバンク―広島

(5月14日 マツダ)
 昨年8月の右肩手術から完全復活を狙うソフトバンク・松坂は14日のウエスタン・リーグ広島戦(マツダ)に先発したが、1回2/37安打3四球9失点(自責点7)と2回持たずにKOされた。

 直球の最速は143キロだったが、初回無死、野間に先頭打者本塁打を許し、2回1死満塁では土生に満塁被弾するなど精彩を欠いた。抜け球が多く2回途中まで65球。2回1死で最後の打者・岩本を三振に仕留めた際、右手を気にする仕草を見せ途中交代。試合後には「指の抑えがきかない」と訴え、次回以降の登板予定は白紙となった。

 倉野投手総合巡回コーチは「(指に)力が入りにくいみたい。(故障は)ないと思うけど、術後の選手だし(右肩と)無関係とは言い切れない。肩の経過は様子を見る」慎重。早ければ交流戦中の1軍昇格も期待されたが、計画は大幅にずれ込むことになりそうだ。

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2016年5月14日のニュース