大リーグ機構 レイエスに今月末までの出場停止処分 オフに妻へのDV

[ 2016年5月14日 10:15 ]

ロッキーズのホセ・レイエス内野手 (AP)

 大リーグ機構は13日、ドメスティックバイオレンス(DV)の規範違反があったロッキーズのホセ・レイエス内野手(32)に対し、今月31日までの出場停止処分とすることを発表した。処分期間は無給となり、本人は異議申し立てを行わないことに同意している。

 レイエスは昨年10月、滞在先のハワイで妻への暴行容疑により逮捕され、今年2月に大リーグ機構からチーム離脱の処分を受けていた。同選手は出場停止処分の決定を受け、「起きてしまったことすべてを謝罪したい。ロッキーズ球団、チームメート、ファン、家族に対して申し訳なく思う」と声明を出している。

 ドミニカ共和国出身のレイエスは今季がメジャー14年目。昨季のシーズン途中にブルージェイズからロッキーズへトレードし、2球団合計で116試合に出場して打率2割7分4厘、7本塁打、53打点、24盗塁をマーク。メッツ時代には05年から3年連続で盗塁王、さらに11年には3割3分7厘で首位打者に輝いた。オールスターにはこれまで3度選出。

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