大魔神・佐々木氏 清原被告裁に出廷「終わったら話しますから」

[ 2016年5月14日 05:55 ]

13日、東京ドームに入る佐々木主浩氏。清原被告の情状証人として出廷することを認めた

 覚せい剤取締法違反の罪で起訴された元プロ野球選手の清原和博被告(48)の初公判(17日、東京地裁)に、野球評論家の佐々木主浩氏(48)が弁護側の情状証人として出廷することが分かった。

 13日、東京ドームで行われた巨人―ヤクルト戦のラジオ解説を務めた佐々木氏は、球場入りする際、取材陣から初公判に行くのか聞かれ、「行きます」と答えた。「当日終わったら話しますから」などと語り、それ以外については「ごめん、言えないんだ」とした。

 清原被告とは同学年。東北高時代に3季連続で出場した甲子園で知り合い、プロ入り後も「ライバルで親友」と呼び合った。2005年の引退試合では最後の打者に清原被告を指名。14年3月に清原被告に薬物使用疑惑が持ち上がった後も、同12月の自身の野球殿堂入りパーティーに招待した。それだけに清原被告が2月に逮捕された際は、「ぶん殴ってやりたい。裏切られた気持ちで悲しい」と話していた。

 清原被告は初公判で起訴内容を認め、即日結審する見通しだ。

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2016年5月14日のニュース