金本監督、コリジョン適用直接説明も「プレーは間違っていない」

[ 2016年5月14日 10:40 ]

<D・神>金本監督は選手交代を告げる

 日本野球機構(NPB)の友寄正人審判長と杵渕和秀セ・リーグ統括は13日、11日の巨人戦(甲子園)で適用されたコリジョン(衝突)ルールに関して意見書を提出した阪神に対し、横浜スタジアムで金本監督らに見解を説明した。

 同戦では巨人の攻撃で本塁を狙った走者がアウトとジャッジされたが、ビデオ判定で捕手が走路をふさいでいたとしてセーフに覆った。友寄審判長は改めて「捕手は走路に入らなくても(本塁への送球を)捕球できたという判断だった」と説明した。

 金本監督は「(当該の)プレーは間違っているとは思わない。納得はいかない。それでも駄目と言われたら、よその球団もプレースタイルを変えないといけない」と強い口調で語った。杵渕統括は「今後こういうプレーに対してどのように判断すべきか。審判の判断基準の幅をどう縮めていくか。研究材料としたい」とした。

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