“完全男”小島5安打完封!センバツVの浦和学院が決勝進出

[ 2013年7月27日 12:55 ]

埼玉大会準決勝 浦和学院1―0聖望学園

(7月27日 県営大宮)
 準々決勝の埼玉平成戦で完全試合を達成した浦和学院の2年生左腕・小島が5安打完封、センバツ優勝校が苦しみながらも1―0で聖望学園を下し、春夏連続の甲子園出場へ、あと1勝とした。

 8回まで両校のスコアボードには0が並ぶ投手戦。1点もやれない厳しい状況でも大舞台を経験してきた2年生エースは冷静だった。巨人・杉内タイプとも評される左腕は球速表示以上に速さを感じさせる直球にキレのあるスライダーを織り交ぜ、的を絞らせなった。

 浦和学院は0―0で迎えた9回2死二塁から斎藤の右中間への適時二塁打で待望の先制点。その裏、小島は1死から死球で走者を出したものの、最後まで聖望学園に得点を許さなかった。

 「いろいろな経験をしてきて(厳しい展開でも)淡々と落ち着いてプレーしている選手たちを頼もしく見ていた」と森士監督。センバツ優勝校だけに春夏連覇も期待されるが、指揮官は「先のことを意識しても仕方ないので目の前のことを全力で。一戦必勝の気持ち、“敵は我にあり”の気持ちで戦いたい」と、28日の決勝を見据えた。

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2013年7月27日のニュース