福井商 中村辰、兄のヤ・悠平に続く甲子園マスク

[ 2013年7月27日 06:00 ]

福井大会決勝 福井商2-0春江工

(7月26日)
 福井商が今春センバツ出場の春江工に競り勝ち、2年ぶりの甲子園出場を決めた。

 中村文が6回2死まで一人の走者も許さない完璧な投球を披露。3安打で完封した。福井工大福井と戦った昨夏決勝では延長11回を投げ抜いたが、7―8で惜敗。リードした中村辰主将は「昨年は悔しい思いをしたので、優勝は素直にうれしい」と、成長したエースを称えた。中村辰は同校OBのヤクルト・中村悠平の弟で、兄に続いて甲子園でマスクをかぶる。1点を確実に狙う野球を徹底し、ノーシードからの優勝。米丸友樹監督は「一戦一戦成長が見て取れた」と満足そうに話した。

  ▼ヤクルト・中村(09年卒)今年は弟の辰哉が主将をしているし、特別な思い入れがあった。よく頑張ったと伝えたい。

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2013年7月27日のニュース