済美 安楽、自己最速157キロ!春夏切符へ王手

[ 2013年7月27日 06:00 ]

<川之江・済美>自己最速の157キロを出した済美・安楽

愛媛大会準決勝 済美3-2川之江

(7月26日)
 今春センバツ準優勝校、済美の2年生エース・安楽が、またしても自己記録を伸ばした。

 0―2の6回2死。川之江・大西達に投じた3球目は157キロを計測。自己最速を一気に3キロ更新し「流れを呼ぶために狙った。まさか157キロが出るとは…。外角低めという投手にとって一番理想のコースに決まった。(相手は)手が出なかったと思う」。7回まで1安打だった打線の終盤の逆転勝ちを呼び込み、春夏連続甲子園出場へ王手をかけた。

 雷の影響で試合は10分遅れで始まり、2回途中には雷雨によって64分間中断。震度2の地震もあった。ナイター照明がともった一戦。4番としては4四球のうち3度が敬遠されたが、そのフラストレーションを投球で発散した。27日の決勝の相手は今治西。昨夏準決勝で敗れ、最後の打者となった安楽は「(球速は)もっと出したいなと思いますが、まず勝つこと」と雪辱を誓った。

 ▼安楽の母ゆかりさん ハラハラドキドキで見ていました。(157キロは)1球でしたし、まぐれだと思います。

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2013年7月27日のニュース