体罰で高校野球監督減給 広島県教委が処分

[ 2010年8月12日 19:13 ]

 広島県教育委員会は12日、部員への体罰を繰り返したとして県東部の県立高校野球部監督だった男性教諭(32)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。

 県教委によると、教諭は昨年5月~今年6月、5回にわたり部員の頭をたたくなどの体罰を加えた。このうち今年3月には練習試合の内容が悪かったとして、部員14人を試合会場から学校まで約15キロ走らせ、1人が脱水症状で病院に運ばれた。

 6月上旬、学校と県教委に生徒や保護者からとみられる通報があり発覚。教諭は6月14日付で監督を解任された。

 県教委によると、教諭は「正しいことをしていると勘違いしていた。生徒や保護者に申し訳ない」と話している。

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2010年8月12日のニュース