中田VS唐川 1軍初対決は唐川の勝ち

[ 2010年8月12日 19:07 ]

日本ハム戦に先発したロッテ・唐川

 プロ野球、ロッテ―日本ハム18回戦は12日、千葉マリンスタジアムで行われ、ロッテが5―2で快勝した。復帰登板の唐川が6回9安打も2失点で約3カ月ぶりの4勝目を挙げた。

 ヤクルト・由規とともに「高校ビッグ3」と呼ばれたロッテ・唐川と日本ハム・中田の1軍初対決は、ロッテが初回に4点を先制した直後の2回。先頭の中田に対し、唐川は90キロ台のスローカーブを駆使して追いこみ、最後はインコース138キロの速球で空振りの三振に仕留めた。
 2度目の対戦は4回、またも先頭打者で登場した中田に対し、唐川は2ストライク1ボールと追い込みながら、スライダーを見極められ、四球で出塁を許した。
 3度目の対戦は6回、カウント1―1から99キロのスローカーブで中飛に仕留め、またも軍配は唐川に上がった。
 唐川は6回で降板。中田はフル出場したが、8回の第4打席も三ゴロに倒れ、3打数無安打に終わった。

 中田は「周りが思うほど特別な意識はない。1軍投手という感覚」と悔しさを隠したが、唐川は「本当は直球でいきたかった。これからも同級生でいい勝負ができれば」と言う。この日は「ビッグ3」のヤクルト由規も勝利し「励みになります」と中田。意識はしているようだが…。

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2010年8月12日のニュース