サインミスも関係ナシ 33年かかった土岐商歓喜の初勝利

[ 2010年8月12日 12:24 ]

土岐商―八頭 5回裏土岐商1死満塁、安福が2者生還のスクイズを決める。捕手日笠

いつもと違った初回 鳥取県勢 不名誉なワースト大敗で7年連続●

かつては貧打の土岐商 変化のきっかけは昨秋の負け試合

3年前のリベンジ 聖光学院「まだ半分信じられない」

幻の三塁打に「悲しい気持ち」 でも打ち直してもやった!

 【土岐商15―2八頭】16安打15点を奪った土岐商が、77年の59回大会に初出場して以来3度目の夏の甲子園で初勝利を挙げた。
 ヒットエンドランに盗塁、2ランスクイズなど多彩な攻めをみせた工藤監督だが「サインミスもあった」と苦笑。それでも初回に先制して「自分たちのペースで、自分たちの流れでスタートできた」チームは八頭を終始圧倒した。
 3回戦の相手は優勝候補の神奈川・東海大相模。互いに2ケタ得点をマークして勝ち上がった両チームだが、初戦は調子の出なかったプロ注目の一二三をどう攻略するか。チームの歴史を塗り替えた土岐商は「この勢いに乗っかって戦いたい」(工藤監督)と初勝利から一気に8強を目指す。

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2010年8月12日のニュース