【フィギュア】“ゆなすみ”ペア 初出場五輪SPは悔しいミス インタビューで長岡が涙の沈黙

[ 2026年2月16日 05:00 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪 第10日 フィギュアスケート   ペアSP ( 2026年2月15日    ミラノ・アイススケートアリーナ )

フィギュアスケートペアのSPに出場した長岡柚奈(右)、森口澄士組(AP)
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 フィギュアスケートのペアショートプログラム(SP)が15日(日本時間16日)に行われ、「ゆなすみ」こと長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)が出場した。

 五輪初出場のペアは7番滑走で登場。トリプルループやスロートリプルサルコーで着氷ミスがあったが、息の合ったスケーティングを披露し、会場を沸かせた。

 ただ、長岡の自身のジャンプ失敗を悔やんでいるようで、演技後には硬い表情だった。そんな長岡の顔に森口が手を添えて笑顔を見せた。キスアンドクライでも笑顔がなく、59.62点のスコアにはぼう然とした表情で見つめた。

 愛称“ゆなすみ”の2人。2023年4月、村上遥奈とのペアを解消した森口は新たなパートナーを探し、トライアウトに参加した。そこで出会ったのが長岡。「リフトが上手で、笑顔がきれいな子だなと。スロージャンプも初めてとは思えないぐらい上手で“凄い”というのが第一印象だった」という。

 一方の長岡も、既にペアとして実績を残していた森口と組む可能性が浮上し、挑戦を決意した。「こんな人と組めるんだったら、組まない以外はない」。シングルからペアに転向するとともに、北海道から京都へ拠点に移すことを決断。日本スケート連盟の関係者らから「君たちなら五輪を目指せるよ」と声を掛けられたことも決め手となった。

 結成3季目ながら、今季から師事を仰ぐドミトリー・サビン・コーチのもとで着実に進化。昨年9月の五輪最終予選で日本に初となるペアの2枠目をもたらし、その後に五輪代表の座も勝ち取った。初の大舞台。「自分たちを信じて滑りたい」と長岡が言えば、森口も「4年に一度の舞台。心を込めて滑れたら」と意気込んできた。

▼長岡(初五輪。これまでと違う部分は?)「違った部分は特にないと思います」(答えるまでに10秒沈黙)
▼森口「ミスもあって悔しい気持ちがあったが、せっかくの五輪だからと言って、ミスしても笑顔で立って、乗り越えた先に観客の皆さんも勢いをつけてくれた。今まで聞いたことない歓声で、自分たちのミスを忘れられるような歓声で、この五輪が特別なものになった。もちろん悔しさもあるが、皆さんのおかげで、幸せな気持ちを感じながら滑ることができた」

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