元幕内・大翔鵬が引退会見「悔いはない。楽しかった」と13年の土俵人生振り返る

[ 2026年2月16日 15:07 ]

会見する元幕内・大翔鵬  
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 13日に現役引退を発表した大相撲の元幕内・大翔鵬(31)=本名・チミデレゲゼン・シジルバヤル、モンゴル出身、追手風部屋=が16日、東京・両国国技館の記者クラブで会見し「不思議ですね。もう、力士じゃないんだと。感覚がまだ抜け切れていなく、不思議な感じ」と率直な感想を述べた。また13年間の土俵人生を振り返り「悔いはない。楽しかった」と話した。

 千葉・流山南高から追手風部屋に入門。13年春場所で初土俵を踏み、16年九州場所で新十両に昇進。19年春場所で新入幕を果たした。重い腰を生かした右四つの寄りを武器に幕内9場所務めたが、昨年九州場所前に持病の腰痛を再び悪化させ「腰が良くなれば、また関取に戻れると思ってリハビリや治療を頑張っていたけどもう無理なんだ」と引退を決断。師匠の追手風親方(元幕内・大翔山)、家族、部屋の力士らに引退する旨を伝えたが「突然だったのでみんなびっくりしていた。“まだやれる”と言われたけど気持ちが折れていた」と明かした。

 思い出の1番には、新十両昇進を確実にした16年秋場所の竜電戦を挙げた。「それまで入れ替え戦で5連敗していた。いつも緊張して力が出せなかったが、取組前に誰かに“竜電さんは立ち合いの変化に弱い”とアドバイスを受け立ち合いで右に跳んだら、落ちましたね。助言してくれた人は誰だったか忘れましたが、幕内まで行けたのはその人のおかげです」と苦笑いを浮かべた。

 今後は日本で生活し夫人が社長を務める輸入雑貨を扱う通販会社を手伝う。「今、辞めたことを将来、後悔しないような人生にしたい。あの時やめて、よかったと言える人生にしたい」と吹っ切れたような表情で話した。

 通算成績は417勝433敗2休。最高位は前頭9枚目。最後の場所となった初場所は東三段目5枚目で3勝4敗だった。
 

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