丸山希「楽しんで」つかんだ2つの銅「素晴らしいお土産を持って日本に帰れる」NH前夜が「キーポイント」

[ 2026年2月16日 20:15 ]

表彰式で銅メダルを手に笑顔を見せる丸山希(AP)
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 ミラノ・コルティナ五輪のスキー・ジャンプ混合団体で同種目初のメダルとなる銅を獲得した高梨沙羅(29=クラレ)と、団体と女子個人ノーマルヒル(NH)で銅メダルを獲得した丸山希(27=北野建設)が16日、メダリスト会見に出席。改めて今回の五輪について思いを語った。

 小林陵侑(29=チームROY)、二階堂蓮(24=日本ビール)と4人で臨み、1034点をマーク。4位ドイツとわずか1.2点差、飛距離換算約50センチの差で、団体種目として14年ソチ大会男子の銅以来のメダルをつかみ取った。

 3種目の戦いを終え2つのメダルを手にした丸山は「正直、メダルを持って日本に帰れるとは思っていなかったので、素晴らしいお土産を持って日本に帰れることを今は凄く楽しみですし、うれしく思っています」とにこやかに話した。

 ミラノに入ってからの公式練習で距離を伸ばせなかったが、そこから見事に修正し1種目目のノーマルヒルで今大会日本選手団1号となる銅メダルをつかみとった。丸山は「初戦のノーマルヒルが私にとって多分人生で一番緊張した試合になったと思うんですけど、2本目を飛び終えて高梨選手だったり伊藤選手がエグジットゲートから出てきてくれて、一緒にハグして私の銅メダルの瞬間を一緒に喜んでくれたシーンが、私にとって一番思い出に残った試合になりました」と回想。「公式練習2回終えて、正直メダルは結構遠いものかなって感じてて。でも、毎日行うシュミレーションで…前日の夜ですかね(2人の)コーチと話して、なんかスネの入りが甘いんじゃないかってことでアドバイスをもらって。で、イメージをもう一回作り直して。試合当日のトレーニングでやってみた結果、いきなり飛び終えて2番に入ったので、これはいけるぞっていう確信に変わって。もう、あの試合の2本は今の自分のやるべきことに集中すればいけるんだっていう自信になったので、その前日の夜がキーポイントになったかなって思っています」とノーマルヒル前夜が大きな転機となったことを明かした。

 「やっぱりこの4年間やり切ったって思えるくらい…自分の中ではいろんなことにこの3試合を通じて挑戦することができて凄くこの舞台を楽しんで飛べた。昨日ラージヒルが終わった時に、悔しい結果に終わったんですけど、思った以上に自分がすがすがしく終わっていたので、“あっ、この4年間楽しかったんだな”って凄く実感しました」。そう語る丸山の表情は、本当に晴れやかだった。

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