高梨沙羅「今までのオリンピックの中でも特別な瞬間」4年前の悪夢から解き放たれた混合団体の銅メダル

[ 2026年2月16日 21:02 ]

高梨沙羅
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 ミラノ・コルティナ五輪のスキー・ジャンプ混合団体で同種目初のメダルとなる銅を獲得した高梨沙羅(29=クラレ)と、団体と女子個人ノーマルヒルで銅メダルを獲得した丸山希(27=北野建設)が16日、メダリスト会見に出席。スーツ規定違反で失意の涙を流してから4年、高梨が改めて混合団体でつかんだ銅メダルへの思いを語った。

 「今は凄くホッとした気持ちでいっぱいです」

 会見で穏やかな表情を浮かべた高梨は、混合団体当日を迎えるにあたってのエピソードを聞かれ「選抜選手(メンバー)に選んでいただいてからずっとこう緊張していて…自分のジャンプが本当にできるのかっていう自信がそこまで持ててはいなかったんですけれども、正直なところ。なんですけど、その前の日の夜から凄くみんなが支えてくれてるというか、寄り添ってくれている感覚が凄くあって。何を言うわけではないんですけど、凄く励ましてくれて、試合を迎えられたなっていう記憶が凄く多くある」と回想。「一緒に戦ってくれたメンバーももちろんですけれど、日本チームの支えてくれた他の選手であったりスタッフの皆さんであったり、本当にみんなで獲らさせてもらったメダルだなと思う。なので自分の今までのオリンピックの中でも特別な瞬間にもなりましたし、一番印象に残る場面だったなと思います」と笑みを浮かべ、しみじみ話した。

 今大会に限らず、常に感謝の思いを口にしてきた高梨。「選手はどう返すかってなると、結果で返すしかなくって。で、その中でやはり(丸山)希ちゃんのその最初の銅メダルは凄く勢いづくものになりましたし、日本チーム全体の士気が上がる瞬間だったと思う。やっぱりその中でこう自分も刺激を受けて、頑張りたいと思いましたし、メダルを獲るってこんなに一緒に喜べる、共有できる素晴らしい瞬間なんだなって思うので。やっぱりそういう場を増やしていけたらなとも思いますし、本当に日本選手団としてこの場に立てて幸せでした」。いつもと同じく感謝の思いを丁寧に話、そのすがすがしい表情が印象的だった。

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