高木美帆 笑顔はじけた!ガッツポーズも飛び出した!リザーブだった500mで「素直にうれしい」銅メダル

[ 2026年2月16日 02:06 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第10日 スピードスケート   女子500メートル ( 2026年2月15日    ミラノ・スピードスケート競技場 )

<女子500メートル>表彰式で笑顔で記念撮影する高木美帆(左)と金メダルのコク(中央)、銀のレームダム(ロイター)

 女子500メートルが行われ、4組に登場した高木美帆(31=TOKIOインカラミ)が37秒27の自己ベストに迫る好タイムを叩き出し、1000メートルの銅メダルに続き銅メダルを獲得した。本命ではない500メートルで22年北京五輪の銀メダルに続き2大会連続、今大会2つ目のメダルを獲得。夏冬通じ日本女子最多のメダル数を「9」に更新した。金メダルを狙う団体追い抜き、大本命の1500メートルへさらに弾みをつけた。

 11組待った。最後の最後で銅メダルが決まった。その瞬間、リンク内側で最終15組の滑走を見守っていた高木は歓喜のガッツポーズ。コーチに抱きつき最高の笑顔を見せた。今季同種目でのワールドカップ出場はBクラスで1度だけ。元々500メートルは出場3枠で今季ランキングでは吉田雪乃(23=寿広)、山田梨央(28=直富商事)、稲川くるみ(26=光文堂インターナショナル)の順で、優先権は高木にあるものの、立場上はリザーブだった。その本命ではない500メートルで銅メダルを獲得。表彰台は1000メートルと同じメンバーが並んだ。

 高木は「前回の北京の時より順位は1つ落ちたが、今回は簡単にうまくいくと思っていなかった。その中でメダルを獲れたのが素直にうれしかった」と素直な思いを口に。レースを振り返り「(最初の100メートルを)10秒3で入る気持ちで飛びだした。同走の選手も速くて、私遅いのかなと思ったんですけど、100メートルをベスト?で入ってこられたのは良かった。ただ、その後は伸び切れていないところがあったのでそこは修正しないといけない」と高木らしく反省点も挙げた。改めて「やってきた本数が違うので、1000メートルでの銅は悔しいが、500の銅はまた違う思いがある」と語り、「ひとしきり喜んだので、ここからはいったん落ち着いて、またレースに向き合っていきたい」と残り2種目での金メダル獲得へ気持ちを切り替えた。

 4組という早い段階で登場した高木は大歓声が沸き起こる。抜群のスタートを決め一気に加速。37秒27と4組が終わった時点でトップに立った。自己ベストは北京五輪での37秒12。ベストに迫るタイムに納得の表情を見せた。12組滑走前まで1位を守ったが、13組で1000メートル金メダルのレームダムに0秒02速いタイムを出され2位に。そして今季最強のフェムケ・コク(オランダ)とエリン・ジャクソン(米国)が登場の最終15組。結果はコクが驚異のスピードで五輪レコード36.49を叩き出し金メダル。一方でジャクソンは終盤でバランスを崩し37.32の5位に終わった。4位とわずか0秒03差だった。

 高木にとっては“狙っていなかった”うれしい銅メダル。金メダルを狙う団体追い抜き、大本命の1500メートルへさらに弾みをつけた。

 メダルが期待された五輪初出場の吉田雪乃は37秒98と本来のレースができず涙の13位。7組に登場した山田梨央は武器の低い姿勢で加速し37秒78の好タイムで9位だった。

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