【スノボ】「ダイナミックな技の中に基礎のうまさ」幼なじみの口寸保頼央さんが感じた戸塚優斗の凄み

[ 2026年2月15日 02:30 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第8日   スノーボード男子ハーフパイプ決勝 ( 2026年2月13日    リビーニョ・スノーパーク )

小学生の頃から戸塚優斗、平野流佳と切磋琢磨し、現在はヨネックスでボード開発に携わる口寸保頼央さん
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 金メダルの戸塚優斗、惜しくも1点差でメダルを逃した平野流佳と共に、小5から元プロスノーボーダーの青木亮氏(38)の指導を受けてきた元強化選手で、現在はヨネックスでボード開発に携わる口寸保頼央さん(24)。3人は同学年で、冬になると岐阜県の高鷲スノーパークの近くで3人で暮らし、毎日一緒に練習して高め合ってきた仲だった。

 出会ったのは小2の頃。「優斗とは見ているアニメが一緒で、当時からよく会っていた。ライバルというより気の合う友達かな。流佳はあまりしゃべらないので、出会った当時の印象は薄い」。3人は売店にあった手のひらサイズの恐竜図鑑を買ったことで共通の話題ができ、少しずつ打ち解け合っていった。

 小5からは高鷲にパイプができる2月からの3カ月間、近隣のアパートに子供3人だけで暮らしながら、昼間は練習に明け暮れた。夜は動画を見て研究。あれこれと意見を交わし合ったが、中学生になると互いをライバルとして意識するように。「みんなそれぞれの戦略があるので、肝の部分は話さないようになった。コソ練はできないけど、ビデオは個人で見るようになった」と、より切磋琢磨する関係性になった。

 一足早く世界で活躍し始めたのが戸塚。口寸保さんは「爆発力が凄い。ダイナミックな技の中に、ちゃんと基礎のうまさを感じる」と評する。一方の平野流はこつこつと努力を積むことに、飛び抜けた根気強さを持っていた。「精密機械のように練習して、できたことは本番で絶対にできる」と舌を巻く。

 口寸保さんは24年に競技の第一線から退き、同年4月にヨネックスに入社。今大会はすでに男子ビッグエアで木村葵来が金メダルを獲得しており、戸塚が2人目の金メダリストに。友人として、ボード開発者として、口寸保さんにとっても感慨深い金メダルになった。

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