【ミラノ五輪】サイズは小ぶりも形状は改善 日本勢には有利な条件か 6日未明にスノボ男子ビッグエア予選

[ 2026年2月5日 20:07 ]

リビーニョ・スノーパークのビッグエア会場
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 ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード・ビッグエア(BA)は、5日(日本時間6日未明)に男子予選が行われる。会場となるリビーニョ・スノーパークでは、4日までに3日連続で公式練習が行われ、日本勢も技の感触を確かめた。

 大会の公式資料によれば、今回のキッカー(ジャンプ台)は助走路の長さが88メートル、斜度が37度、高さ(最高点からフィニッシュエリア最下部)が25メートルなどとなっている。実際に滑った日本選手の感想を総合すると、台は「あまり大きくない」。高回転の技を出せるかどうかは、サイズ以外の要素が鍵となりそうだ。

 4日午後の練習後、「キッカーの形が凄く良くなってきたので、それに合わせて自分の持っている技も出しやすくなっている」と語ったのが、昨季世界王者で金メダル候補の村瀬心椛(TOKIOインカラミ)。練習初日は思うように技を打てなかったというが、ミーティングで選手側から主催者に要望があったようで、より飛びやすい形状へと改善。「飛距離が出れば、シックス(バックサイド1620)を出せるかも知れない」と、自身が先月の冬季Xゲームで女子世界初成功した大技の解禁も予告した。

 一方でやや苦戦を強いられたのが、3大会連続代表の岩渕麗楽(バートン)。日本女子の中でも最も体格が小さく、スピードを出すのに苦心しているという。形状についても「普段のW杯と比べて、リップ(飛び出し口)前のフラットな部分が長いので、そこで減速したり、荒れやすくなって、板の踏み加減が難しくなっている」と明かす。新たに降雪があると踏み切りや着地が難しくなるといい、「気を抜かずにしっかりやっていきたい」と話した。

 男子でギネス世界記録の6回転半技(バックサイド2340)を持つ荻原大翔(TOKIOインカラミ)も、「飛距離が出ればシックス(2160)は回せると思う」と話しており、高回転技を出せるかどうかは、助走スピードと飛び出し前の雪面状況が鍵を握りそう。男子予選が行われる5日夜は気温マイナス4度、降雪確率0%の予報。予報通りなら、日本勢にとっては実力を十分発揮できる舞台が整いそうだ。

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