38歳ジョコビッチ無念…男女歴代最多の4大大会25度目Vあと一歩届かず 全豪OP決勝11度目で初黒星

[ 2026年2月1日 20:47 ]

優勝したアルカラス(左)と健闘を称え合うジョコビッチ(AP)
Photo By AP

 テニスの全豪オープンは1日、男子シングルス決勝が行われ世界ランキング1位で第1シードのカルロス・アルカラス(22、スペイン)と同4位で第4シードのノバク・ジョコビッチ(38、セルビア)が対戦。ジョコビッチは6―2、2―6、3―6、5―7で敗れ、男女歴代最多となとなる4大大会通算25度目制覇にあと一歩届かなかった。優勝したアルカラスは史上最年少生涯グランドスラムを達成した。

 過去10度の全豪決勝では全て優勝をつかみ取ってきた38歳現役レジェンドが、最強22歳に「現役を続ける理由」と語っていた史上最多25度目となる4大大会制覇の夢を打ち砕かれた。

 通算38度目のグランドスラム決勝。第1セットは圧巻だった。ここまでの激闘の影響を感じさせない完璧なプレーでアルカラスを圧倒。第4ゲームと第8ゲームをブレークし6―2で先取した。

 だが、第2セットで状況が一変する。アルカラスのプレーの精度が高まったこともあるが、ジョコビッチのプレーが精彩を欠き第3ゲームと第7ゲームでブレークを許す。首をひねる場面もあり、このセットを2―6で落とした。第2セット終了後にトイレットタイムを取ったジョコビッチだったが、第3セットもアルカラスのディフェンス力と豊富な運動量に押され2ブレークを許し3―6で失った。会場にはジョコビッチを応援する大声援が起こったが、勢いを奪い返すことはできず。第4セットは第2ゲームのサーブで6度のブレークをしのぎキープし雄叫びガッツポーズ。意地と意地のぶつかり合いで第11ゲームまでキープキープの展開だったが、第12ゲームに力尽きた。

 ジョコビッチはこれまで全豪を10度、全仏3度、ウィンブルドン7度、全米4度と計24度4大大会を制覇。女子のマーガレット・コートを抜き男女単独1位の大偉業を目指し全豪11度目の決勝の舞台にたどりついたが、無情の初黒星となった。全豪決勝はこれまで10度進出し全て優勝とV率100%を誇った舞台。偉業にはあと一歩届かなかったが、スタンドからは大きな拍手と歓声が送られた。

 試合後の表彰式では「カルロス、おめでとう。素晴らしいプレーの連続でした。あなたはまだまだ若いのでいつまでも戦っていけます。今後10年間、僕らが会うことはそんなにないと思います」とジョークを交え22歳を称賛。そして自身のチームに感謝を述べた後、スタンドで観戦したかつての好敵手ナダル氏に対して「あなたがここ(コート)にいなくて、そこ(スタンド)で見ているのは不思議な感覚です。見に来てくれてありがとう」とスピーチし大歓声を浴びた。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年2月1日のニュース