【ジャンプ】高梨沙羅、4度目五輪へ「焦らず、慌てず、諦めず」――大切な言葉胸に刻み

[ 2026年1月24日 05:30 ]

4度目の五輪に挑む高梨
Photo By スポニチ

 ミラノ・コルティナ五輪のジャンプ女子代表の会見が23日、札幌市内で行われ、高梨沙羅(29=クラレ)が10代から大切にする言葉を明かし、自身4度目となる五輪への思いを語った。五輪前国内最後の大会となるW杯個人第21戦の予選(大倉山ジャンプ競技場)では12位となり、9位の丸山希(27=北野建設)らとともに24日の本戦へ進んだ。

 五輪マークがあしらわれた白い代表ウエアを羽織った高梨は、いつも通りの落ち着いた口調にも、確かな決意をにじませた。ジャンプ女子最多となる4大会連続の出場。「全ての五輪に思い出があるし、ターニングポイントになった。4年間というスパンが、生活の軸になっている。五輪でこれまで積み重ねたものを、しっかり出し切れるような舞台にしたい」と言葉に力を込めた。

 女子ジャンプが初採用された14年ソチに17歳で初出場し、18年平昌では銅メダルを獲得。そして前回の22年北京では混合団体でスーツ規定違反による失格を経験した。一時は引退を考えるほどの失意に沈んだが、そこから再起。4度目となる今回は、感謝の思いを胸に挑むと決めている。

 今季はここまで4位が3回。表彰台に一歩届かず、もどかしい日々が続いた。それでも前戦のW杯個人第20戦(山形)の1回目では、今季最高の飛型点となる52・5点をマーク。「ようやく形になり始めた。気持ちも楽になった」。課題として取り組んできた着地時のテレマーク姿勢が結果に表れ、精神面でのゆとりも生まれている。

 高梨には、10代の頃から大切にしている言葉がある。「焦らず、慌てず、諦めず」――。当時のチームスタッフが授けてくれたもので、2週後に迫る夢舞台に向けても、もちろん胸に刻んでいく。まずは24日からの女子W杯札幌大会。「見ていて楽しんで、感動してもらえるようなビッグジャンプをしたい」。地元で開催される国内ラストゲームを五輪への弾みとする。

続きを表示

この記事のフォト

「高梨沙羅」特集記事

「羽生結弦」特集記事

スポーツの2026年1月24日のニュース