【玉ノ井親方 視点】大の里は左肩の状態が心配 豊昇龍は痛めている左足の送りが遅かった

[ 2026年1月18日 19:35 ]

大相撲初場所8日目 ( 2026年1月18日    両国国技館 )

<大相撲初場所8日目>伯乃富士(左)に押し出しで敗れた大の里(撮影・島崎忠彦)
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 6年ぶりの天覧ということで、みんな気負っていたのか、緊張していたのか。波乱の1日となった。

 大の里は全く良いところがなく、伯乃富士に簡単に押し出された。左を差され、右ではずを押された時に、左肩のあたりを痛めたようだ。顔をしかめて土俵下に落ちた。花道を引き揚げる時も左腕を動かさないように歩いていたのが気になった。

 昨年の九州場所で負傷し、直後の冬巡業を左肩鎖関節脱臼で全休。今場所は調整が遅れ、本場所に入ってからも危ない相撲を何とか拾って白星を重ねていた。このまま相撲勘が戻ってくれば良いなと思っていただけに、大事に至らなければ良いのだが…。状態が心配だ。

 霧島と安青錦の1敗対決は、霧島が元大関の意地を見せた。

 先に左を差して、右からのおっつけが効果的だった。近年は首や手首、股関節などのケガで成績が安定しながったが、今場所は体調も良さそうだ。立ち合いの当たりにも厳しさが出ているし、その後の動きも良い。体も一回り大きくなった印象を受ける。調子が上向きなのは間違いない。

 豊昇龍は攻め急いでしまった。張り差しで相手を止めて、下からあてがって前に出ようとしたが、足がついてこなかった。痛めている左足の送りが少し遅かった。大栄翔にうまいタイミングで引かれてしまった。もったいない一番だった。

 これで大関、横綱陣から1敗がいなくなった。今場所は混戦ムードになりそうだが、上位陣には踏ん張ってもらいたい。特に大関、横綱には。 (元大関・栃東)

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