【バレー】東レ静岡 MBエイブリル世界一の実力発揮 サントリーに苦杯も光明 

[ 2025年12月8日 05:00 ]

<東レ静岡・サントリー>相手のMB鬼木のクイックを止める東レ静岡のMBエイブリル(13)
Photo By スポニチ

 SVリーグ9位の東レ静岡は7日、沼津市・香陵アリーナで2位のサントリーに連日のストレート負けを喫し、暫定ながら最下位の10位に後退した。それでも世界No・1MBテイラー・エイブリル(33=米国)が今季初スタメンでフル出場。得意のブロックで何度も効果的なプレーを見せてチャンスを演出。2セットをジュースの接戦に持ち込む原動力となり、今後へ期待を抱かせた。

 さすが24年パリ五輪ベストMBだ。待望の初スタメン。エイブリルが評判通りの実力を発揮し、満員の2558人の観衆を魅了した。連日の0―3負けも、相手S関田の「東レさんのブロックに苦しめられた」のコメントが示す通り、昨季王者も世界No・1MBのプレーの凄みを認めた。

 「強いチームと戦うことで、自分たちのウイークネス(弱点)を見つけ出す良い機会になったと思います」

 エイブリルがネットを挟み格闘することで、今後の逆襲への答えを明確にした。技術力の高さと百戦錬磨の経験に嗅覚。前日に圧倒された相手のアタックに対し、3本のブロックを決めたことはもちろん、数多くボールタッチすることでチャンスボールが増えた。

 「気付いてくれましたね!!ありがとう」

 チームへもたらす効果を指摘すると、笑みを浮かべた。ここまで苦戦を強いられてきた要因の一つにサーブ&ブロックがある。MB陣はクイッカーとしての能力は高い半面、ブロック力が課題だった。エイブリルは「めちゃくちゃデカいとかジャンプが高いとかはない」と前置きしつつ、「基本的にボールタッチが自分の仕事。ゲームシチュエーションを理解する能力もかなり高いと思っています」と自身の長所を強調。隣でフル出場したOH山田も「指示の明確さだったり、凄く秀でてるなと感じました」とうなずいた。

 今週から舞台は変わり天皇杯。阿部裕太監督(44)は「今日の戦いで何かをつかんでくれれば」と巻き返しを信じていた。

「SVリーグ」特集記事

「羽生結弦」特集記事

スポーツの2025年12月8日のニュース

広告なしで読む