【高校ラグビー】予選なしで花園出場の石見智翠館 中尾主将「寂しい思い」も「島根の代表として」

[ 2025年12月6日 14:30 ]

抽選会に臨んだ石見智翠館の中尾主将
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 第105回全国高校ラグビー大会の組み合わせ抽選会が6日、大阪市内で行われた。島根県代表の石見智翠館は、35大会連続35度目の出場となるが、複雑な思いを胸に大会に挑む。

 今大会の島根県予選では、合同チームが部員不足で出場を辞退したため、参加1チームになり、試合を行わず代表に決まった。昨今、問題視されているラグビー人口の減少がもたらしたもので、石見智翠館の出場は自動的に決まってしまった。

 抽選会に参加した同校のHO中尾槇之介主将は「寂しい思いはありました」と率直な思いを語ったが「島根の代表として切り替えてやっていこうと思います。目標のベスト8に向けて準備したい」と抱負を口にした。また、1回戦では早稲田実業(東京第2)との対戦が決まった。

 全国大会に出られる喜びもあるが、県予選を“勝ち上がった”という仲間との思い出はない。複雑な思いを背負わせることは翻意ではないが、裏には苦難の実情もある。

 島根県高等学校体育連盟ラグビー専門部の安藤哲治委員長は「何とか選手が集まってくれればと思っていたが、難しかった。来年以降も絶望的な状況は変わらない」と、異例の事態となった先月に語っていた。

 3年前の鳥取県予選で参加チームが負傷などで人数不足となり、倉吉東が1試合も戦わずに代表に決まった例がある。

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