中途半端に左へ動いて…霧島の作戦ミス それにつきる

[ 2024年9月18日 04:41 ]

大相撲秋場所10日目 ( 2024年9月17日    両国国技館 )

霧島(奥)が大の里に寄り切られる=
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 【真眼 二所ノ関親方】霧島の作戦ミス。優勝を左右する注目の一番はそれにつきます。

 今場所の霧島は、いつになく立ち合いの厳しさが目立っていました。うまくいいところを取られたり、いい突っ張りで先制されると大の里も相当苦戦するだろう。戦前はそう予測していました。ところが、ふたを開ければ中途半端に左に動いて大の里に踏み込まれてしまった。相手の体圧を避けたい思いが強かったと想像しますが、悔やんでも悔やみきれない敗戦です。

 大の里はいつも以上に前に出ていることが10連勝の要因です。立ち合いで失敗し苦し紛れの引きをつけ込まれた名古屋の苦い体験を修正。若元春戦もそうでしたが基礎をしっかり鍛錬していることが実戦で少しずつ身になっています。

 後続に2差はつけましたが、まだ5日もあります。本当の勝負はここから。怖いのは油断、おごりです。立ち合いさえ当たれればいい相撲を取れています。余計なことを考えず自分を信じてやり切るだけです。 (元横綱・稀勢の里)

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