紀平梨花、今季も全休へ「今シーズンは試合の出場はありません」今月の中部選手権欠場

[ 2024年9月18日 14:41 ]

紀平梨花
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 フィギュアスケート女子で19、20年全日本選手権連覇の紀平梨花(トヨタ自動車)が18日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、今月21日開幕の中部選手権(名古屋市)を欠場すると発表した。12月の全日本選手権(大阪)出場の可能性が消えた。

 右足の距骨疲労骨折はほぼ完治に近づいており、毎日、氷上練習を行っているが「最新のMRI結果や私自身の感覚から、まだ安心して全力で動ける状態ではないとの医師の判断がありました。私自身も無理をして急ぐべきかどうかをよく考え、ブライアンコーチとも相談した結果、今回の決断に至りました」と説明した。

 今季は26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のプレシーズン。昨季全休したため10月から始まるGPシリーズへの派遣がなく、主要国際大会の最終選考会となる全日本選手権の出場もなくなった。「今シーズンは試合の出場はありませんが、これまで、そして今もいただいている応援やご支援に心から感謝しております。引き続き温かく見守っていただければ幸いです」と結んだ。


◆紀平のコメント全文

 皆様こんにちは。
今シーズンの試合についてお知らせがあります。
 私は9月21日からの中部選手権にエントリーしておりましたが、出場を見送ることとなりました。

 右足の距骨疲労骨折はほぼ完治に近づいており、毎日の氷上練習も再開できています。しかし、最新のMRI結果や私自身の感覚から、まだ安心して全力で動ける状態ではないとの医師の判断がありました。私自身も無理をして急ぐべきかどうかをよく考え、ブライアンコーチとも相談した結果、今回の決断に至りました。

 今後も怪我に負担をかけない範囲で練習、トレーニング、そして治療を続けていきます。技術の向上と怪我の完全回復を目指し、日々精進していく所存です。

 皆様の前で不安なく、自信を持って、のびのびと滑ることができる日を心待ちに、毎日精進して参ります。今シーズンは試合の出場はありませんが、これまで、そして今もいただいている応援やご支援に心から感謝しております。引き続き温かく見守っていただければ幸いです。

 2024年9月18日
紀平梨花

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