17歳・成田 パリ五輪へ堂々宣言「メダル争いに加わりたい」 パリ五輪競泳日本代表27人発表

[ 2024年3月28日 04:38 ]

笑顔でポーズを決める(左から)成田実生、大橋悠依、三井愛梨、寺門弦輝、渡辺一平(撮影・会津 智海)
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 日本水連は27日、都内で会見を開き、パリ五輪に臨む競泳日本代表27人(男子14、女子13)を発表した。

 24日に閉幕した代表選考会で個人種目の代表に決まった19人に、リレー要員8人を追加。高校生4人を含む初代表は13人のフレッシュな顔ぶれになった。金を含む複数メダルの獲得と、全選手の決勝進出が目標となる。

 17歳の成田は代表選考会の400メートル個人メドレーで自己ベストをマーク。一方で200メートル個人メドレーは代表権を逃し「うれしい気持ちと、悔しい気持ちがあった。どちらの気持ちも大切にして練習に生かしたい。パリ五輪を今後の水泳人生のいいスタート地点になるような大会にしたい。決勝に出てメダル争いに加わりたい」と力を込めた。

 ≪コーチ陣5人 平井氏再入閣≫コーチ陣は石松、高城両氏ら5人。五輪2大会連続2冠の北島らを育てた平井氏も選ばれた。昨夏の世界選手権後に強化方針に不満を示し、日本選手団の解団前にチームを離脱。昨年9月1日から今年2月末まで日本水連の強化事業と競泳委員会としての活動を自粛したが、18歳の松下ら4人を代表に送り込み、入閣した。監督を務める梅原競泳委員長は「コーチは派遣標準記録2(世界大会8位相当)の到達率の高いコーチ、複数選手を輩出したコーチから選んだ」と説明した。

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