【バレー】フィレンツェ石川真佑が帰国「1年目で凄く良い経験できた」来季も海外挑戦希望

[ 2024年3月28日 21:53 ]

イタリアでのシーズンを終えて帰国した石川真佑(撮影・福永稔彦)
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 バレーボール女子日本代表でイタリア1部リーグ・フィレンツェ所属の石川真佑(23)がイタリアでの1季目のシーズンを終えて28日、羽田空港着の航空機で帰国した。

 石川は昨夏、Vリーグの東レからフィレンツェに移籍。24日に終了したレギュラーシーズンでフィレンツェは10位に終わりプレーオフ進出を逃したが、石川個人はチーム2位の341得点を挙げ、リーグの得点ランキング10位に入った。

 「ケガなくシーズンを終えて良かった。チームとしては良い成績ではなかったけど、自分自身は1年目で凄く良い経験ができた。想像していたよりも自分自身はできていた部分が多かった」。

 1メートル74とアタッカーとしては小柄ながらバレーボールの本場で結果を残し自信も得た。「世界の選手と比べて高さはない。工夫しながら点を取る経験をしてきた。そこは今シーズンできたかな」と胸を張った。

 来季の去就は明言しなかったが「1年目で結果を出して、イタリアだったり他の国、海外でプレーできればいい」と再び海外に挑戦する考えを示唆した。

 短いオフを挟んで4月上旬には日本代表合宿に合流し、5月14日開幕のネーションズリーグに備える。昨秋のパリ五輪予選で本大会切符を確保できなかった女子日本代表にとってネーションズリーグは正念場だ。

 1次リーグでは世界ランク1位のトルコ、同3位のブラジル、同2位の米国など強豪と対戦。1次リーグ後の世界ランク(日本は9位)で五輪出場国が決まるため一戦一戦が重要な戦いになる。

 「しっかりオリンピックの切符をつかむ。その先のオリンピックでしっかりメダルを獲ることが目標。ネーションズリーグを通してレベルを上げることと、イタリアで経験したプレーを出していければ良い」。パリ五輪でのメダル獲得に向け強い決意を明かした。

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