河本結、2打差4位 臼井のVに「自信をもらった」

[ 2024年3月28日 18:43 ]

女子ゴルフツアー ヤマハ・レディース葛城 第1日 ( 2024年3月28日    静岡県 葛城GC=6545ヤード、パー72 )

<ヤマハレディース・初日>10番、笑顔を見せる河本結(撮影・西尾 大助)
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 第1ラウンドが行われ、ツアー1勝の河本結(25=リコー)が4バーディー、ボギーなしの68で回り、4アンダーで首位の小祝さくらに2打差の4位につけた。

 スタートの10番で残り110ヤードから1メートルにつけてバーディー発進すると、14番でも再び1メートルにつけてスコアを伸ばす。「ショットは良い。だいぶ打ちたいところに打てている」と、さらに2バーディーを記録してハーフターン。後半も危なげなくパーを並べた。

 19年のアクサ・レディースで優勝した黄金世代の1人も、その後は苦戦続き。昨年もシードを逃した。ただし、今季は前週でトップ10入りしたように、スイング改造など「やっと4年かかったものが、自分の感覚とマッチしてきて、自信を取り戻しつつある」と手応えをつかみつつある。ショットが不調の時には「広いところしか狙わなくてゴルフ脳がバカになった」とコースマネジメントもままならなかったというが、今は打ちたい球が安定したことで、距離を測るのも、風を読むのも、クラブの選択も、組み立ても、すべて自分でやっている。

 前戦は同じ黄金世代の臼井麗香が優勝。「仲が良くて努力を知っていたので、努力すると神様は見ているんだな、と思いました。刺激をもらったというよりは、自分が勝ったよう感覚になれたので自信をもらいました。今、若い子が上に来ているけど、私たちでもまだまだやれるんだという気持ち」と発奮材料になった。「自分らしいゴルフスタイルを確立している途中」という河本は、復活へ歩みを続けている。

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