レギュラーV谷本POでイーグル「やっと勝てた」 竹村シニア1年目で11位から大逆転V

[ 2023年11月11日 04:33 ]

スポニチ主催内閣総理大臣杯第54回日本社会人ゴルフ選手権最終日 ( 2023年11月10日    兵庫県・宝塚GC新C(レギュラー=6728ヤード、シニア=6537ヤード、共にパー72) )

レギュラークラスを制した谷本伊知郎選手(左)とシニアクラスを制した竹村満広選手 (撮影・中辻 颯太)
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 雨が降る難しいコンディションの中で、白熱した優勝争いが展開された。レギュラークラスでは、1打差の2位から出た谷本伊知郎(50)が72で回り、通算4アンダーで並んだ水上晃男(56)とのプレーオフを制した。シニアクラスでは、竹村満広(54)が72でまとめ通算5オーバーで逆転優勝を飾った。

 <レギュラー> 激戦を制した谷本は「守っとれんからね、いくだけやから。今まで全部で5、6回は出てると思うのでやっと勝てた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。1番パー5で行われたプレーオフでは、残り200ヤードから4Iを選択し2オンに成功。2メートルのイーグルパットを沈め、1ホール目で決着をつけた。今月15日からは日本ミッドアマに出場予定。「今は忙しく、練習もサボれず。たまにご褒美があったらやる気になる」と闘志を燃やしていた。

 <シニア> 4打差11位から出た竹村は、72でまとめ逆転で初優勝を飾った。1、2番で連続バーディーを奪い、前半は2つ伸ばしてターン。前日の終盤からショットのイメージが良くなり、上位陣が伸び悩む中で我慢のゴルフを展開した。今年12月に55歳を迎えるシニア1年目。「まさか優勝できるとは思っていなかった。自分を信じてやるだけかなと思って、やりきれたのが良かった」と笑みを浮かべた。

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