前年覇者・石川遼は第3R66で13位浮上 9打差で迎える最終日へ「自分のベストを尽くすしかない」

[ 2023年11月11日 19:20 ]

男子ゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ第3日 ( 2023年11月11日    静岡県・太平洋クラブ御殿場C=7262ヤード、パー70 )

<三井住友VISA太平洋マスターズ第3日>14番、ティーショットを放つ石川遼(撮影・会津 智海)
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 前日に濃霧による視界不良のためサスペンデッドとなった第2ラウンド(R)の残りが行われ、昨年覇者の石川遼(32=CASIO)は計23ホールを回り、通算3アンダーの13位につけた。34位から出た第3Rで6バーディー、2ボギーの66をマークして順位を上げた。通算12アンダーで単独首位に立つ今平周吾(31=ダイヤゴルフ)とは9打差。

 昨年王者がチャージを見せた。インから出た第3R、12ホール目までに6つスコアを伸ばした。前半12番で第2打を1メートルに寄せた一打を皮切りに、3番パー5では第3打を5センチにピタリとつけて6つ目のバーディー。それだけに後半4、5番の連続ボギーが悔しい。
 「非常にいいゴルフができていたので、ボギー2つがもったいなかったと思うんですけど…。全体的には悪くないのかなと思います」
 第2Rの残り5ホールを終えて第3Rのスタートまで、約30分弱の練習時間で1Wショットを調整したという。「良い課題を持って臨めて、ドライバーに関してはほぼ100点かなと」と手応えもある。上位勢も伸ばしことでトップとの差は9打。もちろん、厳しい状況であることは分かっている。32歳は「とにかく自分のベストを尽しかない」と、ラスト18ホールに向けて気合を入れた。

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