サンズ渡辺VSレイカーズ八村 7度目の日本人対決はレイカーズ逆転勝利!八村7得点3R、渡辺3得点

[ 2023年11月11日 14:46 ]

NBA   レイカーズーサンズ ( 2023年11月10日    フットプリント・センター )

リバウンドを争うサンズの渡辺雄太とレイカーズの八村塁(右/AP)
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 NBAサンズは現地時間10日(日本時間11日)に本拠地でレイカーズと対戦。サンズの渡辺雄太(29)とレイカーズの八村塁(25)がレギュラーシーズンでは通算7度目そして今季2度目の日本人対決が第1クオーター(Q)から実現した。八村は7得点3リバウンドそしてキャリアハイの4スティールをマーク。対して渡辺は5ファウルに苦しんで3得点1リバウンドで終えた。試合は122―119でレイカーズが逆転勝利した。

 この試合は今季から導入されたNBA初のカップ戦「インシーズン・トーナメント」のグループステージ初戦として開催された。いつもとは異なる特別コートに先に立ったのは渡辺だった。第1Q残り4分22秒から途中出場。

 渡辺は残り3分41秒でこの試合初シュートとなる左コーナーから3ポイント(P)シュートをいきなり決めた。この1本で4試合連続の3Pシュート成功となった。その後、残り3分3秒から八村も出場して日本人選手たちが同じコートに立った。残り22秒で渡辺は一旦ベンチに下がった。

 第2Qは2人ともスタートから出場して、マッチアップする場面もあった。残り8分56秒に八村がパスカットから速攻に。オースティン・リーブスからのアシストを受けて、レイアップシュートを決めて元チームメートのブラッドリー・ビールから反則誘ったが、フリースローは失敗。残り7分14秒で八村が一旦ベンチに下がった。

 渡辺はレブロン・ジェームズとのマッチアップする場面も多く、残り7分55秒からレブロンに対して3ファウルを含む、前半だけで4ファウルなってしまった。前半を終えて渡辺は9分47秒出場で、シュート4本試投も3Pシュートの1本のみ3得点1リバウンドも4ファウルとなってしまった。対して八村は7分49秒出場で2得点2リバウンド2スティールを記録した。試合は63―55でサンズがリードして折り返した。

 後半も先に出場したのは渡辺。第3Q残り4分43秒からコートに立った。八村も残り3分39秒から出場して日本人同士でマッチアップした。残り1分で渡辺は5つ目の反則を犯してしまって、このクオーターは得点出来ず残り36秒でベンチに下がった。

 第4Qは八村がスタートから出場。残り11分7秒でリーブスからアシストを受けて、左ウイング付近からの3Pシュートを決めた。残り9分49秒には八村の好守備からボールを奪って、レブロンからのアシストでリーブスがレイアップシュートを決めて96―95とチームの逆転に貢献した。残り7分5秒でこの日4つ目のスティールから豪快ダンクを叩き込んだ。残り3分1秒でベンチに下がった。試合はレイカーズがレブロンの32得点11リバウンドのダブルダブルの活躍もあり、逆転勝利で「インシーズン・トーナメント」初勝利を飾った。

 八村は20分27秒出場で3Pシュート1本を含む7得点3リバウンドそしてキャリアハイ4スティールをマーク。対して渡辺は5ファウルに苦しみ、14分23秒出場で3Pシュート1本のみの3得点1リバウンドに終わった。

 通算7度目そして今季2度目の日本人対決は八村所属のチームが2連勝。これで日本人対決の通算成績は八村所属チームの2勝5敗となった。

 次回の日本人対決は現地時間来年1月11日(日本時間12日)にレイカーズ本拠地でサンズを迎えて対戦する。

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