女子日本代表の杉山愛監督 大坂なおみの復帰に言及「チームジャパンにとってプラスでしかない」

[ 2023年11月11日 20:03 ]

テニス女子国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯プレーオフ ( 2023年11月11日    東京・有明コロシアム )

日本代表の杉山愛監督
Photo By スポニチ

 日本がコロンビアに、3勝2敗で競り勝ち、来季の予選進出を決めた。シングルス4試合を終えて2勝2敗で迎えた第5試合のダブルスで、青山修子(35=近藤乳業)柴原瑛菜(25=橋本総業)組が勝利。今季から指揮を執る杉山愛監督(48)は国内初戦に勝利し、就任から6戦全勝となった。

 杉山監督は選手と昨年12月の合宿から選手と積極的にコミュニケーションを取り、大会中は適度な緊張感を保つことを重視。選手が過緊張に陥ることを防ぐため、性格や調子などを見極めた上で、コートに送り出す言葉を変えた。就任1年は6戦全勝で終了。目標の予選進出を決め「まずはここが目標だったが、ここからが本当の戦い。目指すのは世界の頂点。やっとスタート地点に立てた」と視線を上げた。観衆は昨年の約4倍となる3911人。抜群の知名度を生かし、集客にも貢献した。

 出産明けでブリスベン国際(12月31日開幕)で復帰予定の元世界1位の大坂なおみ(26=フリー)にも言及。来年1月の全豪オープンを視察する予定で「大坂選手とは直接コミュニケーションは取っていない。ママになってツアーに戻ってきてくれることはうれしいですし、チームジャパンにとってプラスでしかない。まずは彼女の頭には個人戦でどうやって戦っていくかがあると思う。(ツアーに)帰ってきた時にコミュニケーション取れたらと思います」と語った。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年11月11日のニュース