きゅうりは冷凍保存できる? 夏野菜の豆知識

[ 2023年8月2日 09:00 ]

夏野菜としても人気の「きゅうり」。大量に貰った、家庭菜園で収穫できた、買いすぎた……そんなきゅうり、冷凍にするのはダメなのでしょうか? ボディメイクを食事面からサポートする「Muscle Deli(マッスルデリ)」の管理栄養士・瀧川みなみさんに、きゅうりのよくあるギモンを聞いてみました。

きゅうりは冷凍保存できるのか

「きゅうりは冷凍保存可能です。1本ずつよく洗い、水分をしっかり拭き取ってラップをして冷凍庫で保管しましょう。使用する場合は流水解凍し、包丁で切れる硬さまで半解凍できたら、お好みの形状にカットして調理してください。解凍時に水分はある程度抜けるため、塩もみが必要な料理のときは時短になります」(瀧川さん)

きゅうりは冷凍保存可能!

ちなみに生のきゅうりの保存方法について、乾燥・低温を避けるのが基本です。早めに食べきるのがベストですが、保存する場合は常温ではなく、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。

きゅうりの栄養とメリット

きゅうり1本(100g)あたり

  • エネルギー 13g
  • たんぱく質 1.0g
  • 脂質 0.1g
  • 炭水化物 3.0g
     -食物繊維 1.1g
  • カリウム 200g

文部科学省『日本食品標準成分表2020年版(八訂)』より

きゅうりの95%は水分と言われています。きゅうりは野菜のなかでも重量あたりのカロリーが低いのですが、カリウムは他の野菜と同程度のカリウムが含まれていたり、食物繊維なども摂取できるメリットがあります。

きゅうりに含まれるカリウムを摂取することで体内の余分な塩分の排出を促したり、食物繊維は腸内環境を整えることにも寄与します。

夏の時期は、食べることによってきゅうりの水分摂取により体のほてりを軽減するお手伝いもしてくれるでしょう。

※本記事はMELOSで公開された記事『きゅうりの栄養素とメリット。低カロリーだからダイエットにいい?冷凍保存できる?マッスルデリ管理栄養士が解説』の一部を再編集したものです。

<Edit:編集部>

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