【陸上】柳田大輝が10秒25で優勝「勝ち切れて良かった」先輩・桐生も抑えた

[ 2023年4月29日 16:23 ]

陸上・織田記念国際 ( 2023年4月29日    エディオンスタジアム広島 )

男子100メートル決勝、10秒25で優勝した柳田大輝(左)。右は5位の桐生祥秀
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 男子100メートル決勝が行われ、昨夏の世界選手権400メートルリレー代表の柳田大輝(東洋大)が10秒25(追い風0・5メートル)で優勝した。「最後逃げ切れて良かった。うれしい」と振り返りつつ「100メートルでいっぱいいっぱいの走りになってしまった」と後半の走りに課題を見つけていた。

 東洋大の先輩に当たる桐生祥秀(日本生命)にも勝ち「100メートルの個人代表になるためには桐生さんだけでなく、他のトップで戦ってきた方たちと勝負して勝っていかないといけない。勝ち切れて良かった」と納得の様子だった。

 ひと冬越えて、体重も2キロほど増量して77キロ。米国でシーズンインし、充実した様子で「早いうちに(参加標準の)10秒00を切りたい。世界選手権が一番のターゲット。そこに向けてあと1カ月、もう一度、練習を積みたい」と意気込んだ。

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