キングスが昨季王者のウォリアーズに19点差で勝利 3勝3敗でホーム・アドバンテージを奪還

[ 2023年4月29日 11:55 ]

3点シュートを決めたキングスのモンク(AP)
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 西の第3シードとしてプレーオフに17年ぶりに進出したキングスは28日、敵地サンフランシスコ(カリフォルニア州)で第6シードのウォリアーズを118―99(前半58―51)で下して3勝3敗。ホーム・アドバンテージを奪還し、19年ぶりとなるシリーズ制覇をかけて地元サクラメント(カリフォルニア州)で29日に行われる最終第7戦を迎えることになった。

 ベンチから出たマリク・モンク(25)がチーム最多の28得点をマークし、23日の第4戦で利き手となる左手の人差し指の指先を骨折したディアーロン・フォックス(25)は26得点と11アシスト。NBAの新人記録となる201本の3点シュートを今季に成功させたキーガン・マーリー(22)は4本の3点シュートなどで15得点を稼いだ。チームの3点シュートは成功数(17)はこのシリーズでは最多。キングスは今季ロードで西地区のチームとしては25勝16敗という最高成績を残していたが、プレーオフでもその力を発揮して崖っ縁で踏みとどまった。

 リーグ全体3位となる33勝8敗というホーム成績を残していた昨季王者のウォリアーズは、今シリーズのホームゲームでは3戦目にして初黒星。ステフィン・カリー(35)は29得点を稼いだものの、今季の成功率が91・5%だったフリースローを9本中3本失敗した。クレイ・トンプソン(33)は22得点。チームの3点シュートの成功率は31・3%(32本中10本)と低調だった。

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