【カーリング】松村千秋・谷田康真組は銀メダル 谷田「素晴らしい1週間」金届かなくても日本勢初の快挙

[ 2023年4月29日 15:26 ]

カーリング混合ダブルス世界選手権最終日 ( 2023年4月29日    韓国・江陵 )

銀メダルを獲得した谷田、松村、小笠原コーチ(左から)(C)WCF/STEPHEN FISHER
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 松村千秋(30=中部電力)谷田康真(28)で組んだ日本代表は、決勝で米国に2―8で敗れて銀メダルとなった。世界一には届かなかったものの、この種目では初めてのメダル獲得。世界大会で4人制を含めた日本勢の最高成績に並んだ。

 8勝1敗の好成績で1位通過した1次リーグでは、7―5と勝利した米国との再戦。谷田が「最後の最後まで来られたので、持てるパフォーマンスを出し切って決勝の舞台、楽しんで戦いたい」と言えば、松村も「応援してくれる人に恩返しできるような試合がしたい」と闘志を高めていた。

 有利な後攻の第1エンド(E)、松村がラストショットで絶妙なドローを決めたが、メジャー計測の末、ミリ単位の攻防で先制の1点は米国に入った。

 第2エンドは米国に好形を作られ、松村がラストショットを寄せきれずに2点スチール。第4Eも米国にスーパーショットを決められて1―5の劣勢で前半を終えた。

 後攻の第5Eに得点しやすいパワープレーを選択したものの、痛恨の1点スチール。第7E終了でコンシードで負けを認めた。試合後、谷田は「あまり良いパフォーマンスではなかった。彼ら(米国)はとても良かった」とし、「素晴らしい1週間だった」と話した。

 22年北京五輪は最終予選で敗れて出場できず、昨年の世界選手権は1次リーグ敗退。谷田は混合ダブルスに専念するためコンサドーレを退団し、松村もこの種目に軸足を置くため4人制では控えに回り、大舞台を見据えて調整してきた。

 日本カーリング界で最も有名なチーム、ロコ・ソラーレは世界大会は16年世界選手権、22年北京五輪の銀メダルが最高。4人制でそれぞれ日本一の経験を持つ松村と谷田の“チャッスー”は黄金の輝きには届かなかったが、価値あるメダルを手に入れた。

 ▼混合ダブルス ロコ・ソラーレなどの活躍で知られる4人制とは違い、男女1人ずつでペアを組む。4人制では1Eに1人2投ずつ計8投だが、混合ダブルスでは1E5投(1人目が1、5投、2人目が2~4投を担う)。また、4人制では1試合10Eで、混合ダブルスは8Eで行う。混合ダブルスでは最初からハウス内にストーンが配置されており、1試合に1度、後攻の時にハウス内のストーンを左右にずらして配置するパワープレー(PP)が使え、得点のチャンスが広がる。

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