畑岡奈紗「66」1差3位浮上 「5ついきたい」宣言通り!3週後見据え「メジャー前に1勝できたら」

[ 2023年4月2日 04:22 ]

第2ラウンド、13番でバンカーから第2打を放つ畑岡奈紗。通算9アンダーで3位
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 米女子ゴルフツアーのDIOインプラントLAオープン第2日は31日、カリフォルニア州・パロスバーデスGC(パー71)で第2ラウンドが行われ、4位から出た畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)が5バーディー、ボギーなしの66で通算9アンダーとし、首位と1打差の3位に浮上した。昨年大会以来となる米通算7勝目を目指す。68で回った渋野日向子(24=サントリー)と70の勝みなみ(24=明治安田生命)は通算1アンダーで29位。殷若寧(イン・ジャクネイ、20=中国)ら2選手が通算10アンダーで首位に並んだ。

 青空が広がり、風も穏やか。スタート前の「5ついきたい」とのもくろみ通り、畑岡がボギーなしで5つスコアを伸ばした。1打差3位に浮上。「凄く安定したラウンドだった」と納得顔だ。

 インから出てパー3の11番でバーディーを先行させてリズムに乗る。フェアウエーキープ率は100%で、パーオン率も88・89%と隙のない内容。「距離でいうと短いクラブで打つところを、大きいクラブで抑えて打ってうまくいったところもあった」と、スピンまで緻密にコントロールした結果だった。

 日米通算12勝目へ、好位置で迎える週末。24歳は「メジャー前に1勝できたら大きい」と3週後の今季メジャー初戦、シェブロン選手権も視野に入れる。その上で「まだ半分。一日一日、頑張りたい」と気を引き締めた。

 ▼29位・渋野日向子 1日目で迷走することが多いので、2日目で伸ばせて予選通過できているのはいいこと。ちょっとは成長したと思いたい。あと2日次第。(63位から68と伸ばして浮上)

 ▼102位・古江彩佳 グリーンに対応できなかったのが、ちょっと悔しいかなと思う。しっかり切り替えてまた頑張りたい。(昨年8月以来の予選落ちに涙をこらえながら)

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