【マラソン】引退発言の松田瑞生に瀬古利彦氏「40歳までいこう！」説得も「却下です」

JMCシリーズ2アワードでシリーズ女王に輝いた松田瑞生
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　日本陸連は29日、国内マラソンの年間表彰を行った。21年11月1日から23年3月19日の「ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ（JMC）シリーズ2」対象レースで獲得したポイントの上位の男女8選手が登壇。女子でシリーズチャンピオンに輝いた松田瑞生（ダイハツ）は「優勝うれしく思います。これからも頑張っていきたい」と話した。

　松田は8月の世界選手権と10月のパリ五輪代表選考会MGCの両方に挑戦。その理由について会見で「もう少しで引退するので挑戦する姿を見せたい。最後まで挑戦して後悔ない競技人生を終えたい」と明かし、引退時期については「年齢的に3人子供を産みたいので。年齢的にもうすぐ終わりかなと」と話した。

　その場で聞いていた日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは、すかさず「40（歳）までいこう！」と声を張り上げて説得。その言葉を聞いた松田は「却下です」と即答し、自身の選択を貫く意気込みを見せた。