序二段・電山が引退 かつて「右肩上り」を名乗った珍名力士 計7人が新たに引退を発表

[ 2023年3月29日 10:51 ]

しこ名「右肩上り」時代の電山(09年7月撮影)
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 日本相撲協会は29日、春場所限りで引退した力士を発表した。既に発表されていた番付外の元幕内・鏡桜(35=伊勢ノ海部屋)の他に、電山(34=大嶽部屋)ら三段目以下7人が引退した。

 大嶽部屋の電山は、09年名古屋場所に本名の「吉野」から「右肩上り(みぎかたあがり)」に改名し、珍名力士として注目を集めた。12年秋場所の東幕下29枚目が最高位。15年夏場所から現在の「電山」に改名した。

 番付外の大海原(おおうなばら=37、錣山部屋)も引退を発表。こちらも珍名力士で、かつては「月ノ輪 熊之介(つきのわ・くまのすけ)」を名乗っていた。出場したのは16年九州場所が最後。それ以降は6年以上も全休が続いていた。

 この日新たに引退を発表した力士は以下の7人。

 ▽三段目
時虎(21=時津風部屋)、透輝の里(20=西岩部屋)

 ▽序二段
電山(34=大嶽部屋)、北勝八雲(19=八角部屋)

 ▽番付外
筑乃蔵(20=武蔵川部屋)、大海原(37=錣山部屋)、北勝潮(22=八角部屋)

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2023年3月29日のニュース