【マラソン】引退視野の松田瑞生「最後まで挑戦して後悔ない競技人生を」世界選手権&MGC連戦覚悟

[ 2023年3月29日 15:29 ]

JMCシリーズ2アワードでシリーズ女王に輝いた松田瑞生
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 日本陸連は29日、国内マラソンの年間表彰を行った。21年11月1日から23年3月19日の「ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(JMC)シリーズ2」対象レースで獲得したポイントの上位の男女8選手が登壇。女子でシリーズチャンピオンに輝いた松田瑞生(ダイハツ)は「優勝うれしく思います。これからも頑張っていきたい」と話した。

 22年の大阪国際女子マラソンを日本歴代6位の2時間20分52秒で優勝。今年の東京マラソンでは2時間21分44秒で日本人トップだった。今年8月の世界選手権(ブダペスト)出場が決まり、10月のパリ五輪代表選考会MGCとの連戦を覚悟している。「世界選手権の方が賞金が懸かり、けん制し合うのがない。世界のトップと戦えるのは経験にもなる。今近くにあるレースで結果を残したく、世界選手権で勝負したかった」と話した。

 世界選手権では昨年のオレゴン大会で9位。「オーバーワークで調整不足だったリベンジがしたい。結果は分からないがしっかり練習を積んでベストなコンディションででスタートラインに立ちたい」と話した。陣営との話し合いでは「MGC一本と言われていた」と言うが「もう少しで引退するので挑戦する姿を見せたい。最後まで挑戦して後悔ない競技人生を終えたい、私の気持ちを尊重してくれた」と明かし、引退時期については「年齢的に3人子供産みたいので。年齢的にもうすぐ終わりかなと」と話した。

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2023年3月29日のニュース