「3・11」から12年…羽生結弦さん、地元・宮城で「notte stellata」公演

[ 2023年3月11日 20:33 ]

<羽生結弦さん「notte stellata」>公演2日目となった3月11日に演技をする羽生結弦さん(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート男子で五輪連覇を達成し、プロとして活動する羽生結弦さん(28)が、11年3月11日に発生した東日本大震災から12年となった11日、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで開催中の「羽生結弦 notte stellata」2日目の公演で舞った。

 大震災が発生した午後2時46分に他の出演者とともに氷上で黙とう。午後4時からの公演では18年平昌五輪のエキシビションで舞った「ノッテステラータ」を演じ、スペシャルゲストの体操男子個人総合で五輪連覇の内村航平さんと、氷上&フロアで共演。「春よ、来い」も含め、特別な日に様々な感情の全てを注ぎ込んだ。

 グランドフィナーレでは、震災時に遺体安置所だった特別な場所で演技をすることへの戸惑いを吐露。それでも「僕が生きて、今日という日を皆さんの前で、この会場で迎えることができたのは、少しでも意味のあることだったのかなと自分を肯定できます」と前を向いた。

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2023年3月11日のニュース