柔道・丸山 昨年敗戦の一二三に勝ち大野先輩に恩返し「覚悟を持って戦う」

[ 2023年3月11日 04:45 ]

柔道世界選手権日本代表会見で、隣同士で記念撮影に収まる阿部一二三(前列左から2人目)と丸山城志郎(同3人目)
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 柔道世界選手権(5月、ドーハ)の日本代表会見が東京都北区の味の素ナショナルトレセンで行われ、男子66キロ級の丸山城志郎(ミキハウス)は「優勝しないと次がない。覚悟を持って戦う」と必勝を期した。2年連続で東京五輪王者の阿部一二三(パーク24)と共に代表入りを果たしたが、昨年は直接対決となった決勝で敗戦するなど現在4連敗中(通算4勝6敗)。阿部の連覇を許せば、来年のパリ五輪代表は絶望的となるだけに、「直接対決の可能性は高い。その時は全力を尽くす」と闘志を燃やした。

 7日には天理大の先輩で現在も練習を共にする大野将平(旭化成)が第一線を退くことを表明。「もう一度王者になる姿を見てもらい“おまえの柔道が世界一だ”と言ってもらえる柔道家になる」と恩返しを誓った。

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2023年3月11日のニュース