序二段でアクシデント…美ノ富士が首を負傷し土俵上で動けず　親方らが迅速な救急処置

大相撲初場所11日目 （ 2023年1月18日    東京・両国国技館 ）

＜大相撲初場所11日目＞序二段の美ノ富士が土俵上で動けなくなり、土俵下に担架が用意される
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　序二段の取組でアクシデントが起きた。美ノ富士（よしのふじ＝21、伊勢ケ浜部屋）が浜崎（22＝大嶽部屋）との一番で、立ち合い当たった瞬間に力が抜けてそのまま前に倒れた。土俵中央でうつ伏せの状態のまま動けず。意識はあり、土俵下の審判からの「首（を痛めた）か？」という問いには応答していた。

　審判や花道警備を務めていた親方衆、世話人らが連係してすぐに担架を用意。医師2人もすぐに土俵下まで駆けつけた。土俵上で倒れ込んでから、体を動かさないようにして担架に乗せて花道を引き揚げるまで約3分。迅速な対応と適切な救急処置が施された。

　10日目にも序二段で松蘭（しょうらん＝19、放駒部屋）が土俵下で動けなくなるアクシデントが発生。その後の診察の結果、軽度の脳震盪で大事には至らなかった。