元豪栄道の武隈親方　16年秋、全勝優勝の優勝額を来月寝屋川市役所へ寄贈　後輩大関貴景勝にもエール

トークショーに臨んだ武隈親方
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　元大関・豪栄道の武隈親方（36）が18日、東京・両国国技館内の相撲博物館でトークショーを行い、16年秋場所で達成した全勝優勝の優勝額を来月、故郷の大阪・寝屋川市役所へ寄贈すると明かした。優勝額は館内の四方に計32枚飾られ、年3回の東京場所ごとに2枚ずつ交換される。昨年外された優勝額は同部屋の大阪宿舎で保管されていたが、寝屋川市のふるさと大使を務めた縁もあり依頼を受けた。

　「いろいろやらせてもらったし、ご協力いただいている。恩返しの一つです」。同部屋の春場所宿舎は同市内内にある。

　トークショーでは埼玉栄高、大関としても後輩である貴景勝（26）の奮闘を「横綱に向かって頑張っている」と称えた。横綱・照ノ富士（31）の休場が続き、番付最上位の一人大関。「プレッシャーはかかっているはずだし、その中で力を出す人が横綱になると思う。胸に期するものはあるんじゃないですか」とその心境を思いやった。