佐々木晴也、64・73点でフリー進出「京大で注目を浴びちゃうんですけど…」テスト前でもスケートに集中

[ 2022年12月23日 19:35 ]

フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2022年12月23日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

佐々木晴也
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 男子ショートプログラム(SP)が行われ、全日本ジュニア3位で推薦出場となった佐々木晴也(京大)が64・73点をマークし、フリーへと進出した。

 冒頭のトリプルアクセル(3回転半)を着氷。ただ、ここに落とし穴があった。「アクセルがあまりにきれいに決まったので“ジュニアの点数を超えられるぞ”っていう慢心があった」。続くルッツ―トーループの連続3回転はルッツが2回転となり、後半の3回転ループは着氷が乱れた。

 リンクを離れれば、京大の経済学部経営学科で学ぶ1年生。「今、絶賛テスト前で…。この1週間は(授業を)抜けてしまうので、友達にノートをお願いしています」。学業との両立で多忙を極めるが、覚悟を持って文武両道を貫いている。

 「京大で注目を浴びちゃうんですけど、スケートの時は1人のスケーターとして、大学の時は1人の大学生としてやっています」

 25日に迎えるフリーでは、納得の演技を披露する。

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2022年12月23日のニュース