決戦は24日!ラグビー関西ダービー、主将同士が高校の先輩後輩 たぎる花園・野中VS冷静な神戸・橋本

[ 2022年12月23日 06:00 ]

24日の神戸戦へ向け、仲間を鼓舞する花園・野中主将(中央)
Photo By スポニチ

 ラグビー・リーグワンの神戸と花園はあす24日、神戸ユニバーで関西ダービーに臨む。ともにフランカーの神戸・橋本皓主将(29)と花園・野中翔平主将(27)は東海大仰星(大阪)で苦楽をともにした先輩、後輩で第91回(11年度)全国高校ラグビーの準優勝メンバーだ。18日の開幕節はそれぞれ横浜と東葛に惜敗。今季初勝利を懸け、両主将の意地とプライドがぶつかる。

 「僕は中学時代、走ってタックルすることが好きなプレーヤーだった。でも“ラグビーは考える競技。頭の部分も大切”と教えてくれたのが、橋本さん」

 高校時代、野中の主戦場はNo・8。同じFWとして橋本とスクラムを組む中で意識を改めさせられた。後輩のライバル心を伝え聞いた橋本は「いい選手だけど、特に意識はない」と冷静に受け止める。ただ、野中を封じることで、昨季7位から逆襲が本格的に始まるのは確かだ。

 決戦はクリスマス・イブ。ファンへ白星のプレゼントを贈るのは、どっちだ。 (八木 勇磨)

続きを表示

この記事のフォト

2022年12月23日のニュース